消化が悪い肉を美味しく食べるメニュー

脂身たっぷりのステーキやとんかつ、ジューシーな唐揚げは、なんとなく胃が重かったり、胃もたれを感じることがあるのではないでしょうか。肉は消化に時間がかかる食べ物なのです。食べ物を消化するには、マラソンを走るほどのエネルギーが必要ともいわれ、食べたものが便として体外に排出されるまで、約40時間かかるともいわれているのです。消化にかかる時間は食品によって異なり、野菜は約2時間、ご飯などの穀類は約8時間、肉は約12~24時間かかるといわれます。胃酸を増やし、胃に長く留まることから胃もたれの原因になってしまうのです。胃もたれは加齢による胃の機能の低下などで起こる場合もありますが、消化に時間がかかる肉は、消化器官にも負担をかけてしまうのです。

肉が美味しく食べられて胃もたれしないメニューは、消化を助ける働きをする酵素を含む食品を一緒に組み合わせることで、胃への負担を減らすことができます。酵素は食べ物を体内に吸収しやすい大きさまで分解する役割を果たします。酵素には、脂肪を分解するリパーゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、炭水化物を分解する働きをするアミラーゼがあります。肉に組み合わせるおすすめの食品は、大根おろしです。大根おろしには、アミラーゼ、リパーゼ、プロテアーゼの3つの酵素が含まれ、脂質、たんぱく質、炭水化物にも働きかけてくれるのです。大根おろしを乗せたさっぱり食べられる和風ハンバーグやステーキ、たっぷりの大根おろしとバラ肉を一緒に食べるみぞれ鍋は胃に優しいのです。肉を漬け込むと柔らかくなるとされるパイナップルには、たんぱく質を分解するプロテアーゼが豊富に含まれているのです。パイナップルを食べたとき、口の中にピリピリとした感覚が残るのが分解酵素によるものなのです。パイナップルに含まれる酵素はたんぱく質を分解して、体内に吸収しやすくしてくれます。酢豚はジューシーな豚の旨味とパイナップルのほどよい甘味が食欲を刺激してくれます。そしてキャベツに含まれているキャベジンには、胃の粘膜の修復を助ける働きがあり、胃への負担を軽減してくれます。とんかつにキャベツの千切りがついているのはこのためなのです。鶏手羽元はチューリップ?さっぱり調理のコツは?簡単美味レシピ4選も役立ちます。

そして肉を食べるときには、ゆっくりとよく噛むことも大切です。噛んで唾液を分泌することで、唾液に含まれている酵素の働きを促すのです。また噛んで食べたものを細かくすることで、胃の負担を軽減させることができます。そして、脳の満腹中枢を刺激することで、食べ過ぎを抑制する効果があるのです。食べ過ぎを防ぎ、適量を食べることで胃への負担を軽減することもできるのです。