テッポーという名前のお肉とその消費期限

お肉好きの人なら、テッポーという名前の部位があることを知っているでしょう。テッポーとは、ホルモンの一種で牛や豚の直腸のことを言います。直腸を広げたときに、三角形の形をしており、それが鉄砲に似ていることから、この呼名がつけられました。テッポーではなく、テッポウと表記することもありますが、どちらも同じ部位を指しています。豚のテッポーは、弾力のある歯ごたえの良さが魅力です。新鮮なものは、噛めば噛むほど旨味が染み出てくるので、ビールや酎ハイなどさっぱりしたお酒との相性が抜群です。主に塩味だけのシンプルな味付けで調理されることが多くなっています。鮮度の高いテッポーは、キレイなピンク色をしています。キレイな色の秘密は、保湿成分として有名なコラーゲンです。そのため、女性にも密かに人気のあるホルモンとなっています。豚テッポーとは?栄養価は?知名度が上がる美味レシピも公開が参考になります。

ところで、テッポーを含む牛や豚の内蔵、通称ホルモンにも消費期限があることをご存じでしょうか。スーパーで販売されているホルモンには、ラベルに消費期限が書かれているのですぐにわかりますが、精肉店で計り売りされているものを購入した場合は、消費期限がはっきりとわからないことがあります。一般的に、ホルモンの消費期限は2日から3日なので、生の状態で購入した場合は、できるだけ早いうちに食べきりたいところです。しかし、冷凍された状態で販売されているものは、1ヶ月以上日持ちします。解凍するときに、水分と一緒に肉の旨味が逃げないようにすれば、冷凍されたホルモンも美味しくいただけます。

豚肉のテッポーをメニューとしてお客に出しているのは、焼肉屋や焼き鳥店、居酒屋などです。しかし、関西地方にはホルモンの専門店がたくさんありますが、関東地方で豚肉のホルモンを食べさせる店はそれほど多くありません。豚肉のホルモンのなかでも、割りとレアな部類に属するテッポーを常時メニューとしている飲食店は少ないです。これは、関東地方だけでなく、東北や九州でも同じことが言えます。このように地域により需要が異なる食材であるため、卸売する場合には、販路をできるだけ広げる必要があります。豚肉のテッポーを卸売するコツとしては、地理的に狭いエリアだけで顧客を確保するのではなく、通販などにより全国に販路を拡大することです。通販では、鮮度をいかにして確保するかが重要になります。加工段階で鮮度の劣化を防ぐ工夫をすること、配送にはクール便などの温度管理ができる運送方法を利用することなどが必要です。